Laboratory of Mobile Agricultural Chemicals Searcher
携帯農薬検索実験室

薬検DB検索使用方法

概要

 本検索システムは、携帯電話等からの利用を前提として、下記のような特長があります。
 携帯電話等のキャリアや機種に依存する機能は使用していませんので、1ページ表示容量が極端に小さい機種を除き、ほとんどの機種で問題なく使用できるはずです。 i-mode (DoCoMo), VodafoneLive! (vodafone), WAP/EzWeb (au) で動作確認しています。

 検索システムを Netscape Navigator で試用する場合、次の操作を行って先読みを解除してください。

  1. 「編集(E)-設定(E)」メニューを実行する
  2. 「詳細-キャッシュ」カテゴリを選択する
  3. 「リンク先読み機能」のチェックボックスのチェックを外す

入力項目

 入力項目には「作物名等」「病害虫名等」「農薬の名称」「農薬の種類」の4種類があり、最低限いずれかひとつを設定すれば農薬の検索が可能です。
 しかし、1項目だけでは適応表が大きくなりすぎるため、「作物名等」と「病害虫名等」、あるいは「作物名等」と「農薬の名称」などなるべく2項目以上を組み合わせて設定してください。

作物名等

作物名等設定

 「作物名等」入力ボックスには作物名または適用地帯を入力してください。 名称を全て入力する必要はなく、「水稲」を「稲」のように省略できます。 入力には半角カタカナが使えます。

 「自動漢字変換」がチェックされている場合、かな入力を自動的に登録上のかな漢字名称に変換します。 たとえば、「シラヌイ」と入力すると、「不知火」に変換します。 さらに、「デコポン」を「不知火」に変換するなどの別名変換機能もあります。
 なお、「花き」は果樹の「かき」と区別するため、「ハナキ」と入力してください。 「花き類」については、「カキルイ」で OK です。

 「作物名等」入力ボックスを無指定で「作物名検索」を実行すると、「病害虫名等設定」画面にスキップします。

作物名等選択

 「入力語/検索語」では、自動かな漢字/別名変換が実行された場合は、「入:」に入力語、「検:」に変換後の検索語が表示されます。 自動漢字変換がオフの場合及び変換辞書に登録されていない入力語はそのまま検索語として使用されるので、「検:」のみが表示されます。

 「作物名等一覧」では、同系統の作物等はグルーピングされ、グループと代表1作物のみが表示されます。
 グループは、+ で始まり、/n で終わります。+ がグループであることを表し、/n はグループ内の作物数を表します。 グループ内に複数作物が存在する場合はグループにリンクが張られ、グループを選択するとそのグループの全作物を表示します。
 代表作物は作物名の左側に / が、同一名称の作物が1作物のみの場合及びグループ展開時は - が表示されます。

 なお、作物名を選択した場合は、農薬検索の際にその作物が所属する上位分類に適用がある農薬も一括して検索します(一部制限があるので、制限事項参照のこと)。 該当作物名が存在しない場合を除き、分類名ではなく作物名を選択してください。

病害虫名等

病害虫名等設定

 「病害虫名等」入力ボックスには病害虫名または雑草名を入力してください。 名称を全て入力する必要はなく、「黒腐菌核病」を「菌核」のように省略できます。 入力には半角カタカナが使えます。

 「自動漢字変換」がチェックされている場合、かな入力を自動的に登録上のかな漢字名称に変換します。 たとえば、「カッパン」と入力すると、「褐斑」に変換します。 さらに、入力を楽にするため「カツハン」でも「褐斑」に変換するなど、多少の読みのゆらぎにも対応しています。

 「病害虫名等」入力ボックスを無指定で「病害虫名検索」を実行すると、「農薬名等設定」画面にスキップします。 植物成長調整剤を検索する場合は、スキップしてください。

病害虫名等選択

 「入力語/検索語」では、自動かな漢字変換が実行された場合は、「入:」に入力語、「検:」に変換後の検索語が表示されます。 自動漢字変換がオフの場合及び変換辞書に登録されていない入力語はそのまま検索語として使用されるので、「検:」のみが表示されます。

 「病害虫名等一覧」では、同系統の病害虫等はグルーピングされ、グループと代表1病害虫のみが表示されます。
 グループは、+ で始まり、/n で終わります。+ がグループであることを表し、/n はグループ内の病害虫数を表します。 グループ内に複数病害虫が存在する場合はグループにリンクが張られ、グループを選択するとそのグループの全病害虫を表示します。
 代表病害虫は病害虫名の左側に / が、同一名称の病害虫が1病害虫のみの場合及びグループ展開時は - が表示されます。

農薬名等

農薬名等設定

 「使用目的」入力ボックスは、植物成長調整剤を検索する場合、「無種子化」「熟期促進」「伸長抑制」などの検索語を入力します。 入力には半角カタカナが使えます。 「自動漢字変換」がチェックされている場合、かな入力を自動的にかな漢字変換します。

 「農薬の名称」入力ボックスには農薬の商品名、「農薬の種類」入力ボックスには農薬の有効成分名を入力します。 名称を全て入力する必要はなく、「ロブラール水和剤」を「ロブラ」のように省力できます。 入力には半角カタカナが使えます。

 「剤型」選択ボックスでは19種の剤型が選択できますが、「粒剤」や「塗布剤」のみを検索したい場合を除き、通常は「指定なし」で良いでしょう。

 このページの入力・選択項目を全て無設定で検索実行した場合、事前に設定した作物及び病害虫に適用がある全ての農薬を検索します。

農薬選択

 農薬選択画面では、同一種類の農薬はグルーピングされ、種類と代表1農薬のみが表示されます。

 グループは、+ で始まり、/n で終わります。+ がグループであることを表し、/n はグループ内の農薬数を表します。 グループ内に複数農薬が存在する場合はグループにリンクが張られ、グループを選択するとそのグループの全農薬を表示します。
 代表農薬は農薬名の左側に / が、同一種類の農薬が1農薬のみの場合及びグループ展開時は - が表示されます。 農薬名を選択すると、適用表が表示されます。

 グルーピングの方法は、屋号抜きの通称名または農薬の種類の2種類から選択できます。

適用表

 適用表表示画面では、農薬の名称と種類にリンクが張られます。 このリンクを選択すると、それぞれをキーワードにGoogle検索を実行します。

 凡例の「○○を含む農薬の総使用回数」の項目では、有効成分名にリンクが張られます。 このリンクを選択すると、その有効成分名と指定されている作物名で(他の条件はリセット)農薬を再検索します。

農薬登録票

 農薬登録票表示画面では、「農薬の名称」と「農薬の種類」、「農薬登録を有している者の氏名又は名称」にリンクが張られます。 このリンクを選択すると、それぞれをキーワードにGoogle検索を実行します。

 さらに、Google 検索の項目では、屋号抜き通称名または農薬の種類と「薬害」「作用」「注意」のいずれかの2つのキーワードで Google 検索を実行します。

制限事項

上位分類一括検索機能の制限

 本システムが呼び出している薬検の農薬登録情報検索システム「詳細検索」では、たとえば作物名「きゅうり」で農薬検索すると、適用作物が「うり科野菜」や「野菜類」といった上位分類で登録されている農薬も自動的に一括して検索するようになっています。 しかし、適用作物が「うり科野菜(○○)」とか「野菜類(○○)」のように括弧付きで登録されている農薬、また「野菜」(「類」が付いていない)で登録されている農薬は検索できません。

 「きゅうり」のように登録農薬が多い作物は、上位分類の農薬まで探さなければならないことは少ないでしょうが、個別作物名での登録農薬が少ないマイナークロップや花きでは、目的の作物・病害虫で農薬が見つからない場合、作物一覧で「上位分類名(○○)」を選択して、再検索してください。
 特に、花き類に関しては、野菜や果樹のように中分類/小分類が無く、「花き類(草本植物)・観葉植物」という大分類以外は、全て詳細作物名か代表作物名になっているので、注意が必要です。 たとえば「ゆり」で検索できるのは、「ゆり」と「花き類(草本植物)・観葉植物」に登録がある農薬だけで、「花き類」「花き類・観葉植物」「球根花き」等の農薬は検索できません。 これらは、全て個別に選択して再検索する必要があります。