Laboratory of Mobile Agricultural Chemicals Searcher
携帯農薬検索実験室

研究会

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〔113〕高負荷の要望 s_kobayashi (06/03/19 11:04)
〔114〕Re: 高負荷の要望 Hidemi Oya (06/03/19 22:07)
〔115〕同じ農薬が複数表示される場合もあります Hidemi Oya (06/03/20 12:07)
〔116〕Re: 同じ農薬が複数表示される場合もあります s_kobayashi (06/03/20 23:27)
〔117〕ほかにもいろいろ穴が… Hidemi Oya (06/03/21 3:24)
〔118〕Re: ほかにもいろいろ穴が… s_kobayashi (06/03/21 17:03)
〔119〕Re: ほかにもいろいろ穴が… Hidemi Oya (06/03/21 22:18)
〔123〕Re: ほかにもいろいろ穴が… s_kobayashi (06/03/22 23:56)
〔124〕Re: ほかにもいろいろ穴が… Hidemi Oya (06/03/24 1:42)
〔125〕Re: ほかにもいろいろ穴が… s_kobayashi (06/03/25 0:59)
〔126〕Re: ほかにもいろいろ穴が… Hidemi Oya (06/03/25 22:26)
〔131〕テストバージョン Hidemi Oya (06/03/28 0:39)
〔132〕Re:テストバージョン s_kobayashi (06/03/30 22:36)
〔135〕専用 CGI 方式 Hidemi Oya (06/03/31 15:43)
〔136〕Re:専用 CGI 方式 s_kobayashi (06/04/02 19:08)
〔137〕Re:専用 CGI 方式 Hidemi Oya (06/04/03 13:22)
〔138〕スクリプトファイルの文字コード Hidemi Oya (06/04/03 22:23)
〔139〕Re:スクリプトファイルの文字コード s_kobayashi (06/04/06 6:56)
〔140〕Re:スクリプトファイルの文字コード Hidemi Oya (06/04/07 1:17)
〔141〕Re:スクリプトファイルの文字コード s_kobayashi (06/04/07 21:15)

〔113〕高負荷の要望
 s_kobayashi  (06/03/19 11:04)

引用なし
   oyaさん、ご無沙汰しています。大阪のs_kobayashiです。
リンク情報提供ありがとうございました。

農薬検索すばらしい出来映えだと思いました。モバイル機能もさることながら、通常のデスクトップからの検索でも他の検索システムより格段に使いやすいと思います。

で、本題の要望なのですが、同一商品名の薬剤でメーカー毎の登録内容がおなじか違いがあるか、分かるようにしてほしいというものです。

たとえば、

シオノギ・アファーム乳剤はミニトマトに登録が無い
アファーム乳剤はミニトマトに登録がある

単にミニトマトで検索するとアファーム乳剤で登録があることは分かりますが、シオノギ・アファーム乳剤ではミニトマトに登録がないということは気が付きません。指導時にそこまで厳密な指示は必要かどうか意見は分かれるかもしれませんが、メーカー毎に登録が違っていることを認識して指導することができれば現場の混乱は少なくなると思います。

防除指針や防除暦作成の際には結構シビアな問題です。内部のデータ処理がどうなっているのか分かりませんが、一度ご検討お願いします。

〔114〕Re: 高負荷の要望
 Hidemi Oya WEB  (06/03/19 22:07)

引用なし
   s_kobayashiさん、こん**は。Hidemi Oya です。

>農薬検索すばらしい出来映えだと思いました。モバイル機能もさることながら、通常のデスクトップからの検索でも他の検索システムより格段に使いやすいと思います。
  ありがとうございます。電話対応の際など、JPP-NET じゃレスポンスが悪すぎ、農薬検査所じゃ適用表から調べたい作物を見つけるのが大変なので、私ももっぱらこちらを使っています。

>単にミニトマトで検索するとアファーム乳剤で登録があることは分かりますが、シオノギ・アファーム乳剤ではミニトマトに登録がないということは気が付きません。
  たとえば、「トマト」や「きゅうり」で検索してもらえると分かりますが、たまたま「ミニトマト」なのでそのように見えただけです。
  農薬一覧に表示される農薬名は、屋号込みの名称です(分類名は屋号なし通称名か農薬の種類名)。したがって、「アファーム乳剤」と表示されるのはシンジェンタのアファーム乳剤だけです。シオノギのアファーム乳剤は「シオノギ・アファーム乳剤」と表示されます。今回のような場合は、登録票を表示すればメーカーも確認できます。
  ちなみに、アファーム乳剤に関しては「シオノギ・アファーム乳剤」の方が「アファーム乳剤」より登録番号が若いので、トマトやきゅうりのようにシオノギ・アファーム乳剤がマッチする場合は、通称名分類でも種類名分類でも代表農薬名としては「シオノギ・アファーム乳剤」が表示されます。このため、シンジェンタの「アファーム乳剤」の適用を見たい場合は、分類名を選択してその中の全農薬を展開表示する必要があります。

>内部のデータ処理がどうなっているのか分かりませんが、一度ご検討お願いします。
  農薬検査所の農薬登録情報検索システムの詳細検索を呼び出して、その結果を検索条件でふるいにかけて携帯用に表示変換しているだけなので、検索結果に関する部分はいじりようがありません(可能なのは不要な部分を表示しないようにするくらい)。使用方法に記載した「上位分類一括検索機能の制限」についても、本家がなんとかしてくれないとこちらではどうにもならない状況です(;_;)。

〔115〕同じ農薬が複数表示される場合もあります
 Hidemi Oya WEB  (06/03/20 12:07)

引用なし
   >  農薬一覧に表示される農薬名は、屋号込みの名称です(分類名は屋号なし通称名か農薬の種類名)。
  ちょっと話が脱線しますが、分類名を選択して分類の中身を全て展開した場合、「サンケイマラソン乳剤」や「三共スミチオン乳剤」のように同じ農薬名が複数表示されることがあります。これは、「サンケイ化学株式会社」と「琉球産経株式会社」あるいは「三共アグロ株式会社」と「北海三共株式会社」が同じ農薬名で登録しているせいです。このような場合は、登録票を見ない限り何が違うのか分かりません。
  おまけに、やっかいなことに、同じ「サンケイマラソン乳剤」でも、琉球産経のマラソン乳剤は「花き類・観葉植物」の「アザミウマ類」に登録がありますが、サンケイ化学のマラソン乳剤には登録がなかったりします(花き類・観葉植物のアブラムシ類・ハダニ類にはどちらも登録あり)。ま、この場合は食用作物ではありませんし、「農薬を使用する者が遵守すべき基準を定める省令」で遵守する項目としてあげられているのは「適用農作物等」「使用量」「希釈倍数」「使用時期」「総使用回数」で、「対象病害虫」は謳われてはいませんが…。

  サーバサイドキャッシュに使用しているデータベースを見ると、登録票はほとんど使われていませんが、s_kobayashi さんが指摘されているような事例や上記のような事例ではなるべく登録票を確認するようにしてください。メーカー名まで指定しないと、容器表示に目的とする作物が記載されていない可能性があります。

〔116〕Re: 同じ農薬が複数表示される場合もありま...
 s_kobayashi  (06/03/20 23:27)

引用なし
   >Hidemi Oyaさん
>  おまけに、やっかいなことに、同じ「サンケイマラソン乳剤」でも、琉球産経のマラソン乳剤は「花き類・観葉植物」の「アザミウマ類」に登録がありますが、サンケイ化学のマラソン乳剤には登録がなかったりします(花き類・観葉植物のアブラムシ類・ハダニ類にはどちらも登録あり)。ま、この場合は食用作物ではありませんし、「農薬を使用する者が遵守すべき基準を定める省令」で遵守する項目としてあげられているのは「適用農作物等」「使用量」「希釈倍数」「使用時期」「総使用回数」で、「対象病害虫」は謳われてはいませんが…。

なるほど、対象病害虫名は絶対厳守とはなっていないのですね。

剤によって対象病害虫名の表現が違うのも気になっていたのですけれど、それは大丈夫ということでしょうか。

せっかく単発の検索機能が完璧に整備されたのですから、それをうまくループさせて繰り返しの手間を省くような仕組みになればいいかなと思って前段のような質問を挙げてみました。

また何かアイデアが出たら報告します。
よろしくお願いします。

〔117〕ほかにもいろいろ穴が…
 Hidemi Oya WEB  (06/03/21 3:24)

引用なし
   s_kobayashiさん、こん**は。Hidemi Oya です。

>なるほど、対象病害虫名は絶対厳守とはなっていないのですね。
  使用基準遵守省令ではそうなんですが、農薬適正使用を推進する上では、「遵守義務項目にないからいいよ」とは言えないですけどね(^_^;)。
  あと、「農薬取締法施行規則」第7条2で登録に係る使用方法の表示項目が定められていますが、どこにも「登録のある『全て』の適用」とは書かれてないんですよね。以前、「やまのいも」のダニ剤か何かで、JA 担当者から「クミアイ農薬総覧には記載されているのに、農薬のラベルを確認したら記載されていない」という問い合わせを受けたことがあったので(JPP-NET で確認したら確かに登録はある)、実際にあまり一般的でない作物がラベル表示から省略されている場合があるようです。容器(包装)への表示事項を遵守することになっていますが、登録上は OK だけどラベル表示不備のときはどうしたら良いのでしょうねえ?
  さらに、使用基準遵守義務項目の中で、使用量と希釈倍数は少い(薄い)のはかまわないことが明記されていますが、使用時期については含みがありません。しかし、実際の登録では、オリゼメートパックやフジワン粒剤などの「葉いもちには初発の7〜10日前」なんてのがあり、どうすれば使用時期を遵守できるのか理解しかねるものがあります(幅が狭いので天候で発生予察がずれるとアウトなの? 使用効果があって葉いもちが発生しなかったらアウトなの?)。粒剤は、作物残留を考慮した使用時期ではなく、この時期に使うのが効果が高いという意味で使用時期を決めてるものがあるので、使用時期についても登録上その作物に使用可能な最後の時期以前というような含みを持たせて欲しいところです。

>剤によって対象病害虫名の表現が違うのも気になっていたのですけれど、それは大丈夫ということでしょうか。
  大丈夫かどうかを決めるのは農薬対策室や農薬検査所で、私には何の権限もありませんが(^_^;)、具体的にどういったケースでしょうか?
  実は、私もタバココナジラミとシルバーリーフコナジラミの登録上の取り扱いについて疑問を持っています。下記によると別種のようですが、登録上でも別種扱いなんですかねえ?
http://rms1.agsearch.agropedia.affrc.go.jp/contents/kaidai/yasainogaityu2/24-2-2_h.html

>せっかく単発の検索機能が完璧に整備されたのですから、それをうまくループさせて繰り返しの手間を省くような仕組みになればいいかなと思って前段のような質問を挙げてみました。
  たとえば、[#113] のケースでは、シンジェンタの「アファーム乳剤」のみがミニトマトに登録があって、それ以外の「○○アファーム乳剤」は登録がないことは一目瞭然です。指導の際は、「ミニトマトに使えるのはシンジェンタの屋号なしアファーム乳剤のみだかんね!」といえば、特に混乱はないと思いますが…。
  まあ、通常はごく少数の特定商品のみ登録がないというケースが多いでしょうが、この場合は一般論として「同じ農薬でもメーカーによって登録がないことがあるから、買う時はラベルを良く見てね!」という話をすれば十分かなと…。農薬名のみで自動再検索して商品名の差分をとるようなシステムを作れなくはありませんが、[#115] のような例外的なケースがどれくらいあるか見当も付かない状況では、実用に供せるモノはなりませんし。

>また何かアイデアが出たら報告します。
  ぜひお願いします。ただし、かな漢字/別名変換のように検索前に行うことはこちらのシステム側だけで対処できる可能性は高いが、検索結果については農薬検査所のシステムに依存し、こちらのシステムでできるのはフィルタリング程度ということは念頭に置いておいてください。

〔118〕Re: ほかにもいろいろ穴が…
 s_kobayashi  (06/03/21 17:03)

引用なし
   >作物がラベル表示から省略されている場合があるようです。容器(包装)への表示事項を遵守することになっていますが、登録上は OK だけどラベル表示不備のときはどうしたら良いのでしょうねえ?

  登録失効の場合、流通在庫については基本的にラベル主義で対応するという話が出ていたように思います。現場としても失効年月日まで把握して使用方法を指導することは難しいですし。それにしても、まさかラベルに登録内容が省略されているとは思いませんでした。

>  大丈夫かどうかを決めるのは農薬対策室や農薬検査所で、私には何の権限もありませんが(^_^;)、具体的にどういったケースでしょうか?

  たとえば、みかんでデナポン水和剤50を検索したとき、第4749号の三共デナポン水和剤50だけが「ミカンアブラムシ」なのですが、他の4つのデナポン水和剤50は「アブラムシ類」なのです。ここでも三共デナポン水和剤50は2つ表示されるので、OhYeah!さんが指摘されたような状況になっているのかもしれません。

>  まあ、通常はごく少数の特定商品のみ登録がないというケースが多いでしょうが、この場合は一般論として「同じ農薬でもメーカーによって登録がないことがあるから、買う時はラベルを良く見てね!」という話をすれば十分かなと…。農薬名のみで自動再検索して商品名の差分をとるようなシステムを作れなくはありませんが、[#115] のような例外的なケースがどれくらいあるか見当も付かない状況では、実用に供せるモノはなりませんし。

  マイナー作物の登録拡大の場合は、全メーカーで対応するほどの需要がないため、一部の会社だけが対応してくれたりして、逆のパターン(ほとんどの製品は登録がないが一部屋号のものだけ登録あり:当時ではいちじくのケルセン乳剤)の状況が生じます。今後はそういうややこしい登録は減ると思いますけれど、多少混乱したのを覚えています。

>>また何かアイデアが出たら報告します。
>  ぜひお願いします。ただし、かな漢字/別名変換のように検索前に行うことはこちらのシステム側だけで対処できる可能性は高いが、検索結果については農薬検査所のシステムに依存し、こちらのシステムでできるのはフィルタリング程度ということは念頭に置いておいてください。

1点だけ些細なお願いです。ぶどうの登録作物名についてです。

小粒種→こつぶしゅ
大粒種→おおつぶしゅ

正しい読み方ではないかもしれませんが、こちらでは普及指導員も農家もそう言います。文字数も少なくて済みますので、ぜひ採用して頂ければありがたいです。

〔119〕Re: ほかにもいろいろ穴が…
 Hidemi Oya WEB  (06/03/21 22:18)

引用なし
   s_kobayashiさん、こん**は。Hidemi Oya です。

>  登録失効の場合、流通在庫については基本的にラベル主義で対応するという話が出ていたように思います。現場としても失効年月日まで把握して使用方法を指導することは難しいですし。
  有効期限切れは努力目標ですし、途中失効の場合は「使用者」にそこまで把握しろというのは酷ですからね。ただ、農薬適正使用を推進する立場として、少なくとも失効したモノはその時点で防除資料から削除するなどの配慮はしています。
  それと、施行規則では容器への表示、省令では表示事項の遵守が明記されているので(登録の内容とはどこにも書かれていない)、ラベル主義ってのは失効農薬に限った話ではありません。追加登録があってもラベル表示がなければ使えないですし、逆に極端な話たとえ誤記載があったとしても容器表示に従いなさいということでもあります。
  もっとも、ポジティブリスト制施行後は、たとえば残留基準が定められていない農薬で希釈倍数が濃い方に誤表記があったとすると、それを遵守すると今度は食品衛生法に抵触する可能性が出てきます。国は、こういう場合でもあくまでも容器表示に従えと言い張るんですかねえ…。

> それにしても、まさかラベルに登録内容が省略されているとは思いませんでした。
  100mL ビンなどではいくらラベルを伸ばしても読める大きさで印刷するには数の限界があるでしょうから、おそらくこれが「全て」と謳っていない理由ではないかと考えています。が、ラベル主義だと載っていないものは使えないということになってしまうんですよね。ということで、さすがに最近販売されているモノは全て記載してあるんじゃないかと期待しています。
  粒剤の使用時期なども含め、実際の登録内容やラベル表示を考慮せずに、単に農取法及びその関連法令だけをあわてて改正したツケが、全て使用者に回ってきてしまっているのは困ったものです。

>  たとえば、みかんでデナポン水和剤50を検索したとき、第4749号の三共デナポン水和剤50だけが「ミカンアブラムシ」なのですが、他の4つのデナポン水和剤50は「アブラムシ類」なのです。ここでも三共デナポン水和剤50は2つ表示されるので、OhYeah!さんが指摘されたような状況になっているのかもしれません。
  確かに、北海三共の三共デナポン水和剤50だけがミカンアブラムシですね(同じ三共デナポン水和剤50でも三共アグロのはアブラムシ類)。同一商品名異登録者は、おそらく販売地域が分けられているということなんでしょうね。で、その地域に発生する病害虫と ADI の絡みで、場合によっては対象病害虫を限定しているのではないかと思われます。
  しかし、こういうのがいっぱいあると、ほんと指導者泣かせですね。古くからある農薬は他にもこういう事例が出てきそう(^_^;)。対象病害虫だけなら、遵守義務項目ではないので、使用者責任が問われることはないのが救いではありますが…。

>  マイナー作物の登録拡大の場合は、全メーカーで対応するほどの需要がないため、一部の会社だけが対応してくれたりして、逆のパターン(ほとんどの製品は登録がないが一部屋号のものだけ登録あり:当時ではいちじくのケルセン乳剤)の状況が生じます。
  まあ、こちらの場合はミニトマトのアファーム乳剤と同様、「使えるのは○○と△△だけだかんね!」ってことですむので、指導上は返って楽だと思いますけど…。

>1点だけ些細なお願いです。ぶどうの登録作物名についてです。
>
>小粒種→こつぶしゅ
>大粒種→おおつぶしゅ
>
>正しい読み方ではないかもしれませんが、こちらでは普及指導員も農家もそう言います。文字数も少なくて済みますので、ぜひ採用して頂ければありがたいです。
  すみません。巨峰系/米国系/欧州系とか各品種の読みは辞書登録してますが、小粒種/大粒種はそもそも辞書登録してませんでした(^_^;)。あとで入れておきます。ショウリュウ(小粒)は小粒核果類があるのでたまたま登録してましたが、何で見落としたんだろう?
  病害虫名では、晩腐をオソグサレでもバンプでも入力できるようにしてあったんですけどねえ…。ちなみに、埼玉県では晩腐をオソグサレと正式に呼ぶ人はほとんど見かけませんが、他県ではどうなんでしょう?

〔123〕Re: ほかにもいろいろ穴が…
 s_kobayashi  (06/03/22 23:56)

引用なし
   >Hidemi Oyaさん

>  もっとも、ポジティブリスト制施行後は、たとえば残留基準が定められていない農薬で希釈倍数が濃い方に誤表記があったとすると、それを遵守すると今度は食品衛生法に抵触する可能性が出てきます。国は、こういう場合でもあくまでも容器表示に従えと言い張るんですかねえ…。

  農薬は医薬品で言うところの「要指示薬」のような考え方がないので、製品のラベルもしくは添付説明書が唯一の使用の根拠になると思われます。その記載事項が間違っていて事故が起こった場合には、農薬使用者は「誤ったラベル表記をした農薬メーカーが全面的に責任を取るべきだ」と主張するでしょう。農薬メーカーがラベル以外の手段(WEB、農薬検査所DB等)で正しい情報を発信していたと反論してもそれはラベルの誤記を覆すほどの理由・根拠にはならないと思います。

>  まあ、こちらの場合はミニトマトのアファーム乳剤と同様、「使えるのは○○と△△だけだかんね!」ってことですむので、指導上は返って楽だと思いますけど…。

○○だけ登録がある(○○以外に登録のない同一商品名の剤がある)っていうのは、登録内容についてよっぽどよく知っている人でないと言えないですよね。DBの検索結果を基に「アファーム乳剤はミニトマトに登録がある」とは言えますけれど、その段階では同一成分・同一商品名のシオノギ・アファーム乳剤が存在するということも、それがミニトマトには登録がないということも気づきません。もしも屋号ありと無しの立場が逆だったらもうダメかもって感じです。(T.T)

普及の指導場面では、よほど重要でない限り屋号付きの商品名は使わないですから余計に混乱しやすいと思います。事例としては滅多にないことですから専門担当普及指導員がちゃんと調べて覚えておけばいいだろうという考え方もありますが、私はperlがforeachループでチェックしてくれたらいいなあという横着な意見です。あまりいうと蒸し返しになるばかりなので、このへんでやめておきます。(^_^;


>  すみません。巨峰系/米国系/欧州系とか各品種の読みは辞書登録してますが、小粒種/大粒種はそもそも辞書登録してませんでした(^_^;)。あとで入れておきます。ショウリュウ(小粒)は小粒核果類があるのでたまたま登録してましたが、何で見落としたんだろう?
>  病害虫名では、晩腐をオソグサレでもバンプでも入力できるようにしてあったんですけどねえ…。ちなみに、埼玉県では晩腐をオソグサレと正式に呼ぶ人はほとんど見かけませんが、他県ではどうなんでしょう?

追加ありがとうございます。こちらでは晩腐は「バンプ」の方が多いですけれど、オソグサレとも言いますね。

〔124〕Re: ほかにもいろいろ穴が…
 Hidemi Oya WEB  (06/03/24 1:42)

引用なし
   s_kobayashiさん、こん**は。Hidemi Oya です。

>農薬メーカーがラベル以外の手段(WEB、農薬検査所DB等)で正しい情報を発信していたと反論してもそれはラベルの誤記を覆すほどの理由・根拠にはならないと思います。
  これはもちろんそうです。農取法及び関連法令で謳われているのは容器(包装)への表示ですから、それ以外の方法では意味がありません。
  私が提起したのは、メーカーや使用者側のことではなく、農薬指導の在り方です。誤表記は極端な事例ですが、適正な表示に従っても場合によっては食品衛生法に引っかかってくることも考えられます。ドリフト対策ばかりでなく、こういったものの情報提供と指導方針をきっちり国で打ち出して欲しいということです。
  ちなみに、希釈倍数や使用量は薄い・少ない分には問題ないので、濃い(多い)方に誤表記があったとしても、適正希釈倍数(量)で指導しても問題ありません。が、粒剤のように使用時期が期間限定のモノで、それが後ろに誤表記があると、指導上は非常に困ります。登録拡大などの際に、国はメーカーに新しいラベルを販売店等に配布するよう指導しているようなので、誤表記についても「正しいラベルを入手して、その表示に従ってください」と言うのが現状では正しい姿勢なんでしょうね。

>○○だけ登録がある(○○以外に登録のない同一商品名の剤がある)っていうのは、登録内容についてよっぽどよく知っている人でないと言えないですよね。
  マイナークロップや分離登録の作物を担当している人は、登録拡大を心待ちにしているので、特定商品のみの拡大などには詳しいですよね。防除資料等にも、使用可能なモノを限定できるようにするのが普通ですよね?
  農取法改正と、いくつかの農薬使用基準や防除資料の誤記載問題以来、どこの県でも資料に農薬を入れる時のチェックが厳しくなっているでしょうから、皆さん自分が担当している作物でよく使う農薬は何度も JPP-NET や薬検検索システムでチェックして、登録内容には非常に詳しくなっていると思います。そういった中で、誰かが気づいた点は所内でも話題になるので、留意事項の所内共有も図られてますよね?
  前任地では無登録農薬騒ぎに巻き込まれましたし、すぐ隣で県の道義的責任が問われたりしたので、少なくとも埼玉県の県北ではこういう状況です。他地域でもそれほど差はないと思ってるんですが…。s_kobayashi さんのように防除所経験がなくても、3年前に比べるとこういった点は皆さん非常に詳しくなられてませんか?

>もしも屋号ありと無しの立場が逆だったらもうダメかもって感じです。(T.T)
  う〜ん、逆の事例の方が単純なような気もしますが…。最初にあげられた事例のように、検索結果に「アファーム乳剤」しか出てこなければ、薬検検索システムの検索結果の意味を知っているか、登録票を確認しない限り、これが通称としてのアファーム乳剤なのか、商品名としての屋号なしアファーム乳剤なのかは判断できません。が、「シオノギ・アファーム乳剤」しか出てこなければ、ほかにどんなアファーム乳剤があるか知らなくても、少なくともその作物で使えるのは「シオノギ」のモノだけというのは一目瞭然では?

>私はperlがforeachループでチェックしてくれたらいいなあという横着な意見です。
  ここのシステムは、薬検の検索システムから返される結果が全てです。foreach が有効なのはハッシュに全てのデータが入っている場合で、無いデータを得るためには別条件での再検索が必要になります。このシステムはセッション管理をしているとはいえ、前の検索結果と次の検索結果を比較するようなシステムは、大幅にシステム構造を変えない限り実装できません。
  また、実装できたとしても、同一商品名異登録者のような例外がどれだけあるか分からないので、全ての農薬に対して登録者のチェックまで必要になります。そうなると、問題になるのは薬検から出されている [#97] の条件です。このシステムの負荷は大したことはないので、こちら側だけの処理でできることならまだまだ追加できますが、ひとつの検索で薬検検索システムを何度も呼び出すようなシステムでは、2の「薬検システムの障害発生原因となったり」に抵触してお目こぼししてもらえなくなってしまいます。実際、kabe さんの ACFinder は、これでストップがかかってるわけですから。
  もちろん、適用表で実装している
>  凡例の「○○を含む農薬の総使用回数」の項目では、有効成分名にリンクが張られます。このリンクを選択すると、その有効成分名と指定されている作物名で(他の条件はリセット)農薬を再検索します。
と同じように、農薬名以外の全ての条件をリセットして再検索するだけの機能なら実装は簡単です。ただし、この場合は人間が以前の検索結果を覚えておいて、新しい結果と比較することになります。記憶力勝負になりますので、登録農薬数の多い農薬ではどのくらい役に立つかは甚だ疑問ではありますが(^_^;)。

〔125〕Re: ほかにもいろいろ穴が…
 s_kobayashi  (06/03/25 0:59)

引用なし
   >Hidemi Oyaさん

ちょっと冗長な返事になってますけどご容赦を。m(__)m

>>○○だけ登録がある(○○以外に登録のない同一商品名の剤がある)っていうのは、登録内容についてよっぽどよく知っている人でないと言えないですよね。
>  マイナークロップや分離登録の作物を担当している人は、登録拡大を心待ちにしているので、特定商品のみの拡大などには詳しいですよね。防除資料等にも、使用可能なモノを限定できるようにするのが普通ですよね?

  たぶんこの部分がOhYeah!さんと私の見解の相違だと思います。マイナーだから登録内容に詳しいとか心待ちにしているとか、そういうことは私は思っていません。登録があれば使うし、無ければ使わない。登録された当初はありがたいから覚えているけれど忙しいからすぐに忘れる。登録保留基準だったものが残留基準になったら急に濃度要件などが変わる場合もある。普及員もJA営農指導員も数年で異動する。そういうスタンスで臨む農業現場に対して、どうすれば安定的に間違いの少ない情報提供をできるかを考えています。

  本来なら、アファーム乳剤みたいな状況ならば、「同一商品名で登録のないものがあります。薬剤を購入する際は注意してください」と言ってほしいのです。これはOhYeah!さんがねらいとしている農薬検索の範疇を超えたナビゲーションかもしれません。でも、こういう部分を模索していかないと、農業現場のミスは減らないと思うのです。

>  農取法改正と、いくつかの農薬使用基準や防除資料の誤記載問題以来、どこの県でも資料に農薬を入れる時のチェックが厳しくなっているでしょうから、皆さん自分が担当している作物でよく使う農薬は何度も JPP-NET や薬検検索システムでチェックして、登録内容には非常に詳しくなっていると思います。そういった中で、誰かが気づいた点は所内でも話題になるので、留意事項の所内共有も図られてますよね?

>  前任地では無登録農薬騒ぎに巻き込まれましたし、すぐ隣で県の道義的責任が問われたりしたので、少なくとも埼玉県の県北ではこういう状況です。他地域でもそれほど差はないと思ってるんですが…。s_kobayashi さんのように防除所経験がなくても、3年前に比べるとこういった点は皆さん非常に詳しくなられてませんか?


  私は元防除所職員だから余計そう思うのかもしれませんが、いま農業現場や普及員が求められている農薬の知識・情報の正確さは異常です。農薬の知識技術のスキルが膨張する分、他の技術スキルがしぼむのは確実です。それは生産現場として健全な姿ではありません。罰則が科されたいまのルールでは守らざるを得ませんが、その負担はできるだけITなどが担って、本来の生産管理などの技術に集中できるようになるべきだと思います。


>>もしも屋号ありと無しの立場が逆だったらもうダメかもって感じです。(T.T)
>  う〜ん、逆の事例の方が単純なような気もしますが…。最初にあげられた事例のように、検索結果に「アファーム乳剤」しか出てこなければ、薬検検索システムの検索結果の意味を知っているか、登録票を確認しない限り、これが通称としてのアファーム乳剤なのか、商品名としての屋号なしアファーム乳剤なのかは判断できません。が、「シオノギ・アファーム乳剤」しか出てこなければ、ほかにどんなアファーム乳剤があるか知らなくても、少なくともその作物で使えるのは「シオノギ」のモノだけというのは一目瞭然では?

>と同じように、農薬名以外の全ての条件をリセットして再検索するだけの機能なら実装は簡単です。ただし、この場合は人間が以前の検索結果を覚えておいて、新しい結果と比較することになります。記憶力勝負になりますので、登録農薬数の多い農薬ではどのくらい役に立つかは甚だ疑問ではありますが(^_^;)。

連続的な操作であれば、再検索結果の商品名リストと当初結果商品名リストが同じか違うかくらいはperlが教えてくれてもいいかなと思います。それはシステム負荷ではありませんし。リストの内容が違う=「同一商品名で登録のないものがあります」のはずです。

〔126〕Re: ほかにもいろいろ穴が…
 Hidemi Oya WEB  (06/03/25 22:26)

引用なし
   s_kobayashiさん、Hidemi Oya です。

>  本来なら、アファーム乳剤みたいな状況ならば、「同一商品名で登録のないものがあります。薬剤を購入する際は注意してください」と言ってほしいのです。
  「同じ名前の農薬でも適用が全て同じとは限らない」のは使用者も常識として持っておかなければならない知識で、指導の際には必ず「同じ農薬でも登録内容が異なることがあります。ラベルに記載されていない条件では使用できないので購入する際には注意してください」という話をするのは指導側の義務だと思います。また、これは忙しくて忘れるほどの細かな知識ではありません。
  で、具体的な指導の際に、「屋号が付いていないアファーム乳剤のみが使えます」というのと、「シオノギ・アファーム乳剤は使えません」というのとどれだけ違いがあるんですか? 「検索結果は指定した条件で使える農薬の名称しか表示されない」という基本的なことだけ知っていれば、「登録があるのは○○と△△の●●乳剤だけ。これ以外は同じ●●乳剤という名前でも使えないので注意してください」という話ができるから問題ないでしょというのが一貫した私の主張です。「××と□□の●●乳剤は使えません」というのは、返って聞き違い(思いこみ)等の弊害を招きかねないので、あえてそこまで必要とする理由が私にはどうしても理解できません。

> 罰則が科されたいまのルールでは守らざるを得ませんが、その負担はできるだけITなどが担って、本来の生産管理などの技術に集中できるようになるべきだと思います。
  これには激しく同意します。が、上記のように使える農薬の列挙だけでは不十分で、使えない農薬を列挙する必要性の説明にはなりません。

>連続的な操作であれば、再検索結果の商品名リストと当初結果商品名リストが同じか違うかくらいはperlが教えてくれてもいいかなと思います。それはシステム負荷ではありませんし。リストの内容が違う=「同一商品名で登録のないものがあります」のはずです。
  間違って欲しくないのは、できるけど主旨が理解できないからやらないと言っているのではなく、現状ではプログラム構造から作り替えないとできないというところです。今のままでは再検索はあくまでも再検索であって、前の結果と次の結果の比較をすることはできません。これは、農薬検査所の検索システムの構造、ウェブアプリの制約(HTTP はステートレスなプロトコルである)、非インテリジェントな携帯ブラウザといった様々な要因に起因します。プログラムは公開してありますので、そちらをご覧いただければ理解いただけることと思います。
  それと、何度もいいますが、同一商品名異登録者の例外を限定できないため、本来なら例外処理ですむことを汎用処理として常に実行しなければなりません。たとえば、スミチオン乳剤で 25 剤出てくれば、25 剤の登録者をチェックしなければならないということです。実用的な時間内でこれをやろうとすると、DoS 攻撃とまではいいませんが、短期的には無脳検索ロボットの絨毯爆撃と同様の負荷を薬検のサーバに与えてしまいます。プログラム構造の問題は解決したとしても、こちらはどうにもなりません(新版のように共有サーバサイドキャッシュを使用している場合、いくらか緩和はできますが)。

〔131〕テストバージョン
 Hidemi Oya WEB  (06/03/28 0:39)

引用なし
   s_kobayashiさん、こん**は。Hidemi Oya です。

 テストバージョンに、適用表の最初の「農薬の種類」「農薬の名称」のリンクにジャンプすると、種類あるいは名称以外の条件を全てリセットして、その種類あるいは名称の全農薬を再検索する機能を追加してみましたので、お試しください。再検索前の農薬の総数(分類名の右側に表示されています)だけ覚えておけば、再検索後の総数との比較で、違いがあるかどうかは判断できます。現在のプログラム構造でできるのは、ここまでです。
 この機能を使ってしまうと、その前に指定した作物名や病害虫名がリセットされてしまい、同一対象に登録がある他の農薬を見たい時は再検索しなければならず、かなり使い勝手が悪くなります。実用バージョンに搭載するのは、ちょっとためらわれる機能ですね。

>連続的な操作であれば、再検索結果の商品名リストと当初結果商品名リストが同じか違うかくらいはperlが教えてくれてもいいかなと思います。
 現行システムで何故上記のような機能までしか搭載できないのか、また s_kobayashi さんが望まれているような機能を実装するためにはどうすればよいかは、[#130] で書いたとおりです。
 今のところ ver3.x がリリース候補のまま止まっており、私にはこちらの完成の方が優先事項になります。ということで、お望みの機能が必要なら、ぜひ s_kobayashi さんに開発をお願いしたいのですけど…。

〔132〕Re:テストバージョン
 s_kobayashi  (06/03/30 22:36)

引用なし
   >Hidemi Oyaさん
>s_kobayashiさん、こん**は。Hidemi Oya です。
>
> <a href="http://macs.o-ya.net/perl/test/">テストバージョン</a>に、適用表の最初の「農薬の種類」「農薬の名称」のリンクにジャンプすると、種類あるいは名称以外の条件を全てリセットして、その種類あるいは名称の全農薬を再検索する機能を追加してみましたので、お試しください。再検索前の農薬の総数(分類名の右側に表示されています)だけ覚えておけば、再検索後の総数との比較で、違いがあるかどうかは判断できます。現在のプログラム構造でできるのは、ここまでです。

試作ありがとうございます。かなり私のイメージに近いです。

>>連続的な操作であれば、再検索結果の商品名リストと当初結果商品名リストが同じか違うかくらいはperlが教えてくれてもいいかなと思います。

もしも今回提案されたリセット・再検索機能をformのボタンで処理すれば、もう一度cgiに引数を渡し直せますよね(リンクでもキー名と内容を列記すれば可能?)。cgiに現在の薬剤数を渡せれば、ほとんどプログラムを変更しなくても当初の薬剤数と再検索結果と同じか違うかを結果で示すことは可能かもしれません。

> 今のところ ver3.x がリリース候補のまま止まっており、私にはこちらの完成の方が優先事項になります。ということで、お望みの機能が必要なら、ぜひ s_kobayashi さんに開発をお願いしたいのですけど…。

うーん。とりあえず、自分のサーバーでテストバージョンを動かしてみないと何とも言えませんけれど。考えさせてください。

〔135〕専用 CGI 方式
 Hidemi Oya WEB  (06/03/31 15:43)

引用なし
   s_kobayashiさん、こん**は。Hidemi Oya です。

>試作ありがとうございます。かなり私のイメージに近いです。
 Google 検索にリンクさせてた部分を vtllg303.do の呼び出し用にリンクを張り替えただけなので、この程度ならお安いご用です。ただ、この方法では、他の農薬の適用を確認するのが面倒になるので、決して実用的ではありません(^_^;)。

>もしも今回提案されたリセット・再検索機能をformのボタンで処理すれば、もう一度cgiに引数を渡し直せますよね(リンクでもキー名と内容を列記すれば可能?)。
 URL リライト方式でも、FORM でやっていることと実態としては同じです。URL リライトの方が端末側の受信量を削減できるため、当サイトの検索システムでは文字入力以外では FORM の使用を避けています。

>cgiに現在の薬剤数を渡せれば、ほとんどプログラムを変更しなくても当初の薬剤数と再検索結果と同じか違うかを結果で示すことは可能かもしれません。
 農薬グループ展開や有効成分名による再検索のように現在のメイン CGI 内に組み入れるのではなく、Google 検索の実行と同様に別の専用 CGI を作成し、そちらを呼び出すようにすれば、薬剤「数」だけでなく、薬剤「名」の比較も可能ですね。数だけ比較しても登録内容が異なる農薬があるかないかが分かるだけで、具体的な薬剤名が分からないならあまり用をなしません。この方法を採るなら、やはり薬剤名の比較までやるべきでしょうね。
 また、この方法なら、メイン CGI の検索条件等はリセットされないので、戻ってきて他の農薬の適用を確認するような場合も実用的です。有効成分名による再検索も、こちらの方法で実装した方が使いやすそうですね。

>うーん。とりあえず、自分のサーバーでテストバージョンを動かしてみないと何とも言えませんけれど。考えさせてください。
 上記のように別個の専用 CGI を呼び出す方式なら、パラメータとして作物コード/病害虫コード/病害虫名/農薬名を受け取って、
(1) 全条件を指定して vtllg303.do を実行し、結果をメモリに保存
(2) 屋号なし農薬名だけを指定して vtllg303.do を実行し、結果をメモリに保存
(3) (1) と (2) の結果を比較して異なる部分を出力
という CGI を作成すれば OK です。パラメータ受け渡し方法だけ決まっていれば、あとはこちら側で Google 検索機能のように必要なパラメータを設定してその CGI を呼び出すだけですから、お互いに相手のシステムを気にすることなく開発は可能です。

 当サイトの検索システムは、検索条件や検索結果をセッションデータに保存しているので、当システムのセッションデータを利用可能なアドオン CGI にすれば、検索回数や受け渡しパラメータ数の削減が可能になります。が、現状ではアドオン CGI を実装できるような構造にはなっていないので、すぐに採用できる方法ではありません。
 てことで、上記のような専用 CGI を連携させる方式での開発分担でいかがでしょう?

〔136〕Re:専用 CGI 方式
 s_kobayashi  (06/04/02 19:08)

引用なし
   >OhYeah!さん

> 当サイトの検索システムは、検索条件や検索結果をセッションデータに保存しているので、当システムのセッションデータを利用可能なアドオン CGI にすれば、検索回数や受け渡しパラメータ数の削減が可能になります。が、現状ではアドオン CGI を実装できるような構造にはなっていないので、すぐに採用できる方法ではありません。
> てことで、上記のような専用 CGI を連携させる方式での開発分担でいかがでしょう?

 とりあえず、version2.5.2を見ながら流れを確認してみます。

 人それぞれやり方があるので、OhYeah!さんのやり方と自分のやり方を見比べながら、すりあわせていく方が良いかなと思っています。とりあえずは自分の得意なやり方で作ってみて、徐々にOhYeah!さんのやり方を取り入れて、モジュールなどを合わせていくという感じです。

 2.5.2では、改行コードが\r\nのplスクリプトがありましたが、何か理由があるのでしょうか。linuxでの動作を前提にするのなら、\nでいいと思うのですけれど。。


私のやり方では、
・取り込みはLWP::SimpleかWWW::Mechanize
・文字コードは基本的に use encoding "euc-jp"
・ヘッダはprint文に直書きもしくはCGIモジュール

と非常に雑ぱくです。(^◇^;)

vtllg303.do を呼び出してみたりして、挙動を確認してみようかと思います。あんまり期待しないでくださいね。(^^ゞ

〔137〕Re:専用 CGI 方式
 Hidemi Oya WEB  (06/04/03 13:22)

引用なし
   s_kobayashiさん、こん**は。Hidemi Oya です。

>OhYeah!さん
 すみません。ここでは Hidemi Oya なので、よろしくお願いします。

> 人それぞれやり方があるので、OhYeah!さんのやり方と自分のやり方を見比べながら、すりあわせていく方が良いかなと思っています。
 将来的にアドオン CGI にするならすりあわせが必要になりますが、当面は好きなやり方でやってください。s_kobayashi さんのサーバで CGI を走らせてもらえば、XREA の仕様に合わせる必要もありませんし。
 ただし、完全にそちらの CGI に移ってしまいますから、結果出力に関しては機種依存しないようなフォーマットにするか、機種別に変えてもらう必要があります。もし機種別に出力を変えるなら、実験成果にある機種判定ルーチンを利用していただいて結構です。

> 2.5.2では、改行コードが\r\nのplスクリプトがありましたが、何か理由があるのでしょうか。linuxでの動作を前提にするのなら、\nでいいと思うのですけれど。。
 う〜ん、保存するときに改行コードを変更し忘れてたかな(^_^;)。

>・文字コードは基本的に use encoding "euc-jp"
 内部文字コードはお好きなものをご利用ください。携帯電話での利用を考えると、出力は ShiftJIS が必須になります。
 薬検出力の UTF-8 は MS 体系なので、encoding モジュール(実質 Jcode)とは特殊文字のマッピングが若干異なり、cm, u などが正常に変換できません。ただ、農薬名には〔〕くらいしか特殊文字が含まれていないので、encoding モジュールでも恐らく大丈夫だと思います。
 当サイト検索システムの開発に当たって各種文字コード変換モジュールを試したのですが、最終的に Unicode::Japanese モジュールのみの対応としたのは、MS 体系との親和性によるものです。Unicode::Japanese は携帯電話の絵文字にも対応していますが、こちらは使用していません。

> vtllg303.do を呼び出してみたりして、挙動を確認してみようかと思います。あんまり期待しないでくださいね。(^^ゞ
 呼び出し方は [#129] を参照してください。[#129] に書いたパラメータで、条件指定に使用しないパラメータは、全て "" (ヌルストリング)で OK です。ただし、currentPage は "1" を設定する必要があります。

〔138〕スクリプトファイルの文字コード
 Hidemi Oya WEB  (06/04/03 22:23)

引用なし
   s_kobayashiさん、こん**は。Hidemi Oya です。

>>・文字コードは基本的に use encoding "euc-jp"
> 内部文字コードはお好きなものをご利用ください。携帯電話での利用を考えると、出力は ShiftJIS が必須になります。
 薬検の出力が UTF-8 なので、もしテーブルの判定にキャプションの「登録農薬一覧」という文字列を使うとすれば、内部文字コードは UTF-8 の方が良いですね。EUC だと、UTF-8 → EUC → ShiftJIS と2回変換が必要になり、無駄に CPU タイムを消費します。encoding を使用する場合の perl 側の内部コードも UTF-8 が標準ですし。
 ただし、perl 5.8 系は BOM 付き UTF-8 のファイルだと使えないので、使用できるエディタが限られるかもしれません(最近は結構対応してるのかな?)。私が愛用している JmEditor2 は、BOM 無しの UTF-8N に対応しています。

〔139〕Re:スクリプトファイルの文字コード
 s_kobayashi  (06/04/06 6:56)

引用なし
   >Hidemi Oyaさん

> ただし、perl 5.8 系は BOM 付き UTF-8 のファイルだと使えないので、使用できるエディタが限られるかもしれません(最近は結構対応してるのかな?)。私が愛用している JmEditor2 は、BOM 無しの UTF-8N に対応しています。

私は自宅の fedora core3 サーバーにssh経由でスクリプトを書くことが多いので、mifes for linux を使っています。サーバーはi18nで文字コードをeucJPにしているので(このあたりが失敗かも?)、スクリプト、csvデータなどもできるだけeucで管理しています。もちろん、相手のhtmlデータによってはsjisやutf-8などを吸い込んだりしますけれど、出力はhtmlも含めてeucで行っています。私のauの場合は、htmlヘッダでeucを指定しておけば、特に文字化けもせず安定して利用できています。

ともあれ、自分の得意なやり方で動くスクリプトを書けるようになるのが先決ですね。(^^ゞ

〔140〕Re:スクリプトファイルの文字コード
 Hidemi Oya WEB  (06/04/07 1:17)

引用なし
   s_kobayashiさん、こん**は。Hidemi Oya です。

>私のauの場合は、htmlヘッダでeucを指定しておけば、特に文字化けもせず安定して利用できています。
 au の場合、プロクシが HTML を WML に変換する際に、併せて文字コード変換もしているからだと思います。確か、i-mode の絵文字を au 用に変換することまでやってたような気がします。vodafone の新しい機種では、端末単体で EUC や UTF-8 が使えたりします。
 が、au, vodafone 以外の機種、あるいはやや古い機種の存在を考えると、現状で最も無難な選択肢は ShiftJIS しかありません。文字コードや使用する HTML 要素は、少なくとも3年、できれば5年以上前の機種を対象として検討した方が、皆さんが幸せになれます。

〔141〕Re:スクリプトファイルの文字コード
 s_kobayashi  (06/04/07 21:15)

引用なし
   >Hidemi Oyaさん

> が、au, vodafone 以外の機種、あるいはやや古い機種の存在を考えると、現状で最も無難な選択肢は ShiftJIS しかありません。文字コードや使用する HTML 要素は、少なくとも3年、できれば5年以上前の機種を対象として検討した方が、皆さんが幸せになれます。

 sjisに対応するだけならそれほど難しくありませんね。
 自宅サーバーの不調が直ったらチャレンジしてみます。

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